国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が募集しておりました、平成28年度「医療機器開発推進研究事業」の採択課題について、滋賀医科大学を筆頭にした、私たちのプロジェクトが採択され、本日、発表と相成りました。
本事業では、アカデミアにおける基礎研究成果を用いた医療機器開発に関する研究を行い、企業への導出につながる成果、または医療機器の臨床開発に係る環境整備につながる成果を出すことを目標としています。これにより、患者に対するより効率性が高く安全な医療技術の実現を図ります。
私たちのプロジェクトは、「睡眠脳波を用いたうつ病の客観的評価方法の実用化に関する研究」で、客観指標がないうつ病の診断マーカーをつくるべく臨床研究を開始し、最終的に治験を経て、診断基準を確立することが目標です。
道のりは長いですが、目標を達成し、うつ病で困っている患者様の助力になれればと考えております。