2014年7月3-4日、徳島で開催された第39回日本睡眠学会において、
「日本人の睡眠2014」を発表しました。
小型の医療機器脳波計を利用した921人の自宅での睡眠計測の結果から、
総就床時間(全年齢平均:男性6時間25分, 女性6時間16分)は年齢とともに増加するが、
睡眠効率は低下し(入眠潜時の延長と中途覚醒の増加による)、
「深い睡眠の割合」は、どの年代でも女性≧男性、 また加齢で男女ともに減少する実態が示されました。
最近発表されたOECD(アンケートによる主観調査)による結果では、
日本人は世界でも超短時間睡眠である事が示されましたが、
その結果に比べて、さらに総就床時間は男女とも1時間15分以上短い結果でした。